思い出話

空き家となった140年の古民家をどうしようかと考えていらっしゃいます。


お母さんのご実家だそうで、ここでの思い出は数知れない。

話ていると分かります。
どんな思い出もお母さんにとって素晴らしい思い出だということ。
話している笑顔を見れば分かります。

一緒に伺った1人が言われました。

「お母さんのお話が今日1番貴重でしたね」

こういうお話を聞く機会って、実は日常ではあまり聴けなくなったんだなということに気付きます。

こういったお話の中に、例えば地域の歴史や、その土地の特徴、畑のノウハウや、自然との向き合い方、また生き方まで…隠れているんです。

少し前までは、生活の中で聞かれていて、自然とそれを受け継いでいました。

今は、さぁ話してください! では始まらないお話です。

古民家を見に伺うと、みなさん口を衝いて出てくるお話。

この家のことだから、溢れるようにみなさん思い出話をされるのです。

だいたい「今より大変やった」ことばかりです 笑

でも、なぜでしょうか。今よりも大変な時代のことが、いい時代だなぁと羨ましく思うのです。

私がそういうと、さっきの方も「そう思う!」と仰いました。

やはり、日本人の心の奥底には、先人達の意志がちゃんと受け継がれているんじゃないかと思います。

昔と今は随分違うように思えますが、人も自然もそう変わらないんです。

きっと話を聞くと、なるほどとか、そうかぁとか、知らなかった為になる事がたくさんあったりするんです。
周りのお年寄りに、話を聞いてみて下さい。

世界が広がりますよ(*^^*)

お母さんの想いどうか届きますように。。。

  

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