次の世代のために

これから住む次の世代のために、自分たちの代の内に、どうにかしておこう。
定年を迎えたご夫婦でした。

ずっと前に貰った という名刺を大事に持っていてもらったそうです。

「地域材を使った木の家がいい」「想いのつまったこの家の材を棄てるのは哀しい」
そういう想いが、同じ想いの所へ引き寄せられるのでしょう。

古くなった家を、どう扱っていくか…
漠然とした想いを少しづつ形にできるようにお手伝いが出来たらいいなと思います。

奥様が、
私は嫁いできてからの想い出しかないけど、それでもこの家がこんなに愛しい。代々住み継いで、生まれた時からここにいるご主人の想いが一番深いだろうから、ご主人の想いを大切にしたい。
と、そう仰る強い優しさが印象的でした。

  

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