初夏ですね。

まだ6月にもならないのに、夏の暑さを彷彿するこの頃ですが、
山川みかんが有名な地元では、やっぱりいつもと変わらない時期にみかんの花の香りが、風に乗って漂ってきます。

  
多分、毎年そうだったんだろう、解体現場の庭では、紫陽花が咲こうとしていました。
  
紅葉の子どもが今に飛び立とうとしているところだし。
  
麦が金色の野に変わると、やはり嬉しくなって、日本という風土を愛しく思う。
   
ひとつの季節に、喜びがたくさん詰まっていて、美しい景色を織りなし、いつも自然に魅了されてしまいます。

私たちが、四季のある日本に生まれてきたのは、特別なことなんじゃないかと思うくらい、奇跡です。
こんな特別な所から生まれた、さまざまな文化に、私たちは育まれてきたのだから、それを今度は守って行くべきだと思うのです。

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