住育学校第三回「長持ちする家づくり」を開催しました。
今回のテーマは、職人さん大集合!ということで、木造住宅の家づくりに携わる職人さんたちにお集まりいただきました。

それぞれの材について、耐久性、メンテナンスや費用について、またその背景など、なかなか聞くことのできないお話を伺うことができました。

家ができる順番に、まずは林業家の中司講師による山の話。

山の木から、家の柱になる過程を林業家と大工棟梁のコラボでお話いただきました。
そして、その木を扱うには技術が必要で、昔ながらに手刻みをされている井上棟梁による技術のお話。

家が上棟したら、次は屋根を葺きます。
瓦葺き士の熊谷講師の屋根のお話。

木造住宅を一番に守る屋根は、意外と見落とされているそう。
建てる時の費用とメンテナンスを考えた費用では長い目で見ると大きく違います。

工事をするために電気をひくところから始まり、住まい始める時まで、一番長く携わるといえる電気工事。
井上講師の電気工事の話は、実例を交え職人さんの心意気が感じられました。

今や希少な職人さんと言える左官職人さんは、宮崎から黒木講師にお越しいただきました。

日本の気候風土にあう家の壁として培われた左官壁は近年なかなか見られなくなり、職人さんの技術も継承し難くなっています。
職人さんの技術を高めるのも消費者の選択によるもの。

最後は、設計の話を建築士の工藤講師にお話いただきました。

造り手と住まい手の架け橋となる設計士というフレーズが印象に残りました。

住育学校は?と考えた時に、造り手と住まい手を通訳する立場ではないかと思いました。
造り手の専門的なことを住まい手に分かりやすく伝えたり、住まい手が知らないことや分からないことを明確にすること、また造り手の思い、住まい手の思いを伝えることも住育学校の役目ではないかと思います。

持続可能な循環型社会へ向けて、実行するために住まい手が知りたい、知ろうという機運が高まっている現代で、住育学校が住まい手のため、次の世代のためにお役に立てればと思います。

次回、住育学校第四回は2月24日(祝)
「家を持つこと・生きること」
住育学校ならではの普通とは違う(?)食育講師の衣食住の不思議なお話と、選択する力を養う住教育カードゲームを行います!
奮ってご参加くださいませ。
お申込みは、→ http://www.1019college.com/